秋口から外で植えられる多肉を探していました。
そんな時に、ホームセンターで出会ったセンペルビウム!
子株もモリモリ付いており、寒さに全然負けていませんでした。
そんな我が家のセンペルビウムの育て方を紹介したいと思います。
センペルビウムとは?
ベンケイソウ科のセンペルビウムは、原産地をヨーロッパ中部からロシア、そしてアフリカのアトラス山脈に多く、岩盤やがん壁を覆うように生えています。
茎はほとんどなく、葉は三角でロゼット状に密着してつきます。整っていてとてもきれいですね。
春になるとロゼット基部からランナーを出して、子株を先につけます。そして群生するようになります。
数年たつと、ロゼットの中心部から花茎を伸ばし花をつけます。一度花をつけるとその株は枯れてしまうので、新しく購入するときは一つだけのものよりも、子株をついたものを選んだほうがお得かもしれません。
センペルビウムの育て方は?
センペルビウムは基本的に、多肉植物が不得意とする冬でも屋外で越冬できるので、育てやすい多肉植物といえます。
しかし、他の多肉植物と共通して、高温多湿の時期には蒸れてしまい腐ってしまう場合があります。株が群生するので、排水のよい土にうえ、通気性を確保し蒸れないようにすることが重要です。
夏は日陰に移動させて、直射日光を避けて快適に乗り越えられるようにしてあげましょう。
寒さや乾燥に強いので、原産地の環境に似ている、本州中部の高冷地や東北地方、北海などでは屋外でもよく育ちます。
水やりは、夏と秋は控え、春と秋は生育期なので一週間から十日に一回たっぷりと与えましょう。夏に水をあげる場合は、早朝か夕方に行い、与えすぎないように注意してください。
冬越しは、屋外でも、雪が積もっても、その下で休眠したまま冬を越してくれます。
センペルビウム ビトム
葉先が赤く染まって、三つの中では葉が一番開いていますが豪華なロゼットがとてもきれいです。
手前に見える子株も、春にはどのくらい大きくなるのか楽しみです。
センペルビウム レグニ
葉の外側が赤く染まっています。葉が細かく、びっちりとぎゅっと固まっていて整っているところがお気に入りです。
下のほうの枯れた葉を、春までにとって、子株が出る邪魔にならないように備えます。
センペルビウム カリシュ
内側に向かって葉が重なり、コンパクトでとってもかわいいです。真っ赤ですね~!中側からちらっとグリーンが見えます。
子株が出て増え、一面真っ赤になったら見応えがありますね。
最後に
センペルビウムは、買ってきて植えるだけでいいので、多肉植物初心者にもおすすめです。
春になって植え替えの時期になったら、浅い鉢に植え替えてもいいかなと思っています。
春になって、子株が増えるのが今からとても楽しみです。
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